2025.06.12

中小企業診断士がM&A転職で成功するための完全ロードマップ【2025年最新版】

yoshiharu

「中小企業診断士の資格を取ったけれど、キャリアの活かし方が分からない…」「M&A業界に興味はあるけど、未経験で転職できるのか不安…」そんな悩みを抱えていませんか？

実は、近年の事業承継ニーズの高まりにより、中小企業診断士が活躍できる場としてM&A業界への注目が集まっています。

しかし、いざ転職を考えると、どんな職種があるのか、年収はどうなのか、自分に向いているのかなど、不安や疑問がつきものです。

この記事では、以下のような情報をわかりやすく解説しています。

M&A業界で診断士が求められる理由と市場の動き
具体的な職種と仕事内容、診断士との相性
未経験から転職を成功させるための方法
年収レンジや将来のキャリアパス
転職エージェント・求人サイトの選び方

中小企業診断士として新たな一歩を踏み出したい方にとって、この記事が具体的な行動につながるきっかけとなれば幸いです。

Contents

M&A業界で中小企業診断士が注目される背景と市場動向
中小企業診断士が関われるM&A関連職種と仕事内容
M&A業界へ転職するメリット・デメリット
採用市場の最新動向と転職難易度（2023〜2025年）
年収レンジとキャリアパスの実態
M&A転職で評価されるスキル・資格・経験
中小企業診断士がM&A転職を成功させるステップ
おすすめの転職エージェント・求人サイト
中小企業診断士×M&A転職の成功事例
よくある質問（FAQ）
まとめ：診断士としての強みをM&A転職に活かそう

M&A業界で中小企業診断士が注目される背景と市場動向

事業承継ニーズの高まりとM&A市場の拡大

近年、日本の中小企業を取り巻く経営環境は大きく変化しています。とりわけ、後継者不在による事業承継問題は深刻で、全国の中小企業の多くが今後10年以内に経営者の引退を迎えるとされています。

経済産業省の調査によると、2025年までに約245万人の経営者が70歳を超えると見込まれている
そのうち、約半数は後継者が未定
事業承継の手段として、第三者へのM&Aが急増

このような背景から、M&A市場は年々拡大を続けており、それに伴って中小企業の実情に精通した専門人材への需要も急増しています。「中小企業診断士」はその筆頭といえる存在です。

中小企業の成長戦略としてのM&A活用事例

中小企業が成長を加速させるための手段として、M&Aを活用するケースが増加しています。その理由は、時間やコストをかけずに事業領域を拡大できるというメリットにあります。

例えば、製造業の企業が同業他社を買収することで、生産拠点や販路を効率的に統合したり、新たな製品ラインを加えることで競争優位性を高めたりしています。

このように、M&Aは中小企業にとって「撤退」ではなく「挑戦」の選択肢として機能するようになっています。M&Aの積極活用が、企業の進化を後押ししているのです。

診断士が担う経営支援とM&A支援の相性

中小企業診断士は「経営全体を俯瞰する力」と「現場に入り込む柔軟性」を兼ね備えているため、M&A業務と極めて親和性が高い存在です。

企業の財務内容や組織の課題を的確に把握できる
買収・売却の提案時に経営改善まで踏まえた視点が持てる
PMI（ポスト・マージャー・インテグレーション）フェーズでも活躍可能

つまり、診断士はM&Aの単なる「仲介」ではなく、「企業価値向上のパートナー」として機能します。
特に、経営者との信頼構築が求められる業界において、国家資格の信用力がそのまま営業上の武器にもなる点は見逃せません。

中小企業診断士が関われるM&A関連職種と仕事内容

M&A仲介・アドバイザリー（FA）業務

M&A仲介やFA（ファイナンシャル・アドバイザー）は、売り手と買い手の間に立ち、M&A取引の全体設計と交渉を担う重要な役割です。中小企業診断士の持つ経営診断力と財務知識は、この業務に直結します。

企業価値の評価（バリュエーション）
条件交渉とドキュメンテーションの支援
スキーム設計や税務・法務アドバイスとの連携

特に中小企業案件では、経営者の感情面にも配慮した調整が求められるため、診断士の対話力や信頼構築スキルが大きな武器となります。

事業会社のM&A・経営企画ポジション

事業会社のM&A担当や経営企画職では、自社の成長戦略としての買収・提携を主導します。中小企業診断士はその戦略立案から実行まで一貫して関与できる強みを持ちます。

具体的には、対象企業のデューデリジェンスやシナジーの評価、PMIにおけるプロジェクト管理など、診断士としての知見が業務の幅を広げます。
「事業の目利き」が求められるこの職種では、経営の現場感と理論の両輪が評価されるポイントです。

コンサルティングファーム・FASでのM&A支援

コンサルティングファームやFAS（ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス）では、戦略立案からデューデリジェンス、PMI支援までM&Aに関する高度な専門業務を提供しています。

ビジネス・デューデリジェンスによる事業分析
財務モデリングとバリュエーションの実施
PMI戦略の策定と実行支援

中小企業診断士が持つ経営視点や中小企業特有の課題理解は、FASにおける中堅企業向け案件や地方企業の支援で高く評価されます。大手ファームでは公認会計士やMBA保持者も多い中、診断士は「実務寄り」の強みを発揮できるポジションです。

地方銀行・信用金庫での事業承継サポート

地域金融機関では、取引先中小企業の事業承継ニーズに対応するため、M&A支援を本格化する動きが強まっています。ここで診断士が果たす役割は多岐にわたります。

例えば、経営者へのヒアリングを通じた意向の把握、スキーム案の提案、提携仲介会社との橋渡しなど、金融の枠を超えた「総合経営支援者」としての働きが求められます。
また、M&A後の支援（PMI）を通じて地域経済の活性化に寄与するというやりがいも大きいでしょう。

M&A業界へ転職するメリット・デメリット

高年収・インセンティブ体系の魅力

M&A業界は成果報酬型の報酬体系を導入している企業が多く、実力次第で年収1,000万円以上も現実的です。とくにM&A仲介やFASでは、1件あたりの手数料が大きいため、成功報酬によって大幅な年収アップが見込めます。

アソシエイトでも年収600〜800万円が狙える
成果に応じて賞与が跳ね上がるインセンティブ制度
若手でも3年以内に年収1,000万円を超える事例も

実力主義の世界である反面、自らチャンスを掴み、行動し続ける意欲が報われやすい環境です。診断士としての専門知識を武器にすれば、より早く結果を出すことも可能でしょう。

大型案件に携わることで得られるスキル

M&A実務では、1つの案件を通じて「戦略立案」「財務分析」「交渉」「法律・税務」など多面的なスキルを身につけることができます。これは他の業界では得がたい経験です。

たとえば、地方の老舗企業の承継支援から、成長スタートアップのバイアウトまで幅広い案件に関われる点が魅力です。診断士のフレームワークをベースに、リアルな経営の意思決定プロセスに関与することで、実務家としての深みが増していきます。

「もっと経営に踏み込んだ仕事がしたい」「戦略思考を活かしたい」と考える診断士にとって、M&A業界は絶好の舞台といえるでしょう。

激務・成果主義などの注意点

一方で、M&A業界は「高収入＝ハードワーク」の側面があることも事実です。とくに仲介業界では案件の山場（クロージング前）に深夜対応が発生することもあり、ワークライフバランスを確保するのは容易ではありません。

クライアント都合による土日・夜間対応
常に複数案件を並行して進行するマルチタスク力
成果が数字で明確に評価されるプレッシャー

こうした環境においては、「自走できる力」と「折れないメンタル」が求められます。
そのため、M&A業界を目指す場合は、「稼げるから」だけでなく「この業界で何を成し遂げたいか」という軸を持つことが成功の鍵になります。

採用市場の最新動向と転職難易度（2023〜2025年）

求人数・求人倍率の推移

2023年以降、M&A関連の求人数は安定的に増加しています。特に事業承継支援や地方M&A支援などの分野では人手不足が顕著で、診断士資格を保有する人材へのニーズも高まっています。

大手仲介会社は新卒・中途ともに積極採用を継続中
地方銀行などのM&A専門部署でも中途枠が増加
業界全体の求人倍率は1.5〜2.0倍と売り手市場傾向

特に「M&A未経験でも可」とする求人の増加は、中小企業診断士にとって追い風です。資格を通じた基礎知識と実務への応用力を示すことで、採用のハードルを超えやすくなっています。

未経験歓迎求人が増えている理由

M&A人材の需要に対して、供給が追いついていないという構造的な課題があります。そのため、業界経験よりも「素地」としての思考力・学習意欲・コミュニケーション力を重視する傾向にあります。

診断士資格は、これらの素地を証明する材料となりやすく、たとえ実務未経験でも「ポテンシャル採用枠」に食い込むことが可能です。
中小企業支援経験や副業でのM&A関与実績などがあれば、さらに評価されるでしょう。

企業タイプ別（仲介／事業会社／FAS）の採用傾向

M&A業界内でも、採用方針や求められるスキルは企業タイプによって異なります。以下にその特徴を整理します。

仲介会社：営業力と成果志向を重視。未経験可の門戸が広い。
事業会社：業界理解や財務スキル、社内調整能力が評価対象。
FAS・コンサル：高い専門性とロジカルシンキングが前提。経験者優遇だがポテンシャル枠もあり。

いずれにおいても「診断士×M&A知識×対人スキル」の掛け算ができる人材は重宝されます。
特に地方企業のM&A支援に注力する企業では、「地域理解」も強みとなる場合があります。

年収レンジとキャリアパスの実態

ポジション別年収例（アソシエイト〜パートナー）

M&A業界の報酬体系はポジションごとに大きく異なり、キャリアが上がるごとに年収の幅も広がります。以下は代表的な職位別の年収目安です。

アソシエイト：年収500〜800万円（未経験スタートも可能）
シニアアソシエイト／マネージャー：年収800〜1,200万円
ディレクター：年収1,200〜1,800万円＋成果報酬
パートナー：年収2,000万円超＋ストックオプション・持株制度

インセンティブが年収に占める割合も高く、特に仲介会社では「成果＝収入」に直結する傾向が強いです。自ら案件を生み出し、クロージングできる能力があれば若手でも高収入を実現できます。

診断士資格が年収・昇進に与える影響

中小企業診断士の資格は、即戦力性の証明として評価されやすく、とくに業界未経験者にとっては「年収交渉」や「昇進スピード」の加速材料になり得ます。

たとえば、他業界出身者が診断士を武器にアソシエイトで入社し、1〜2年でマネージャー昇格を果たすケースも少なくありません。
また、PMIや事業再生といった分野での資格活用が評価され、業務の幅が広がることが昇給にもつながります。

キャリアアップ後の選択肢（PEファンド・独立）

M&A業界での経験を積んだ後のキャリアとして、以下のような選択肢が挙げられます。

PEファンドへの転職：投資側として企業価値を高める視点が求められる
独立・M&Aアドバイザー開業：診断士資格とネットワークを活かした独立支援
事業会社の経営層へ：M&A実績を経営戦略の中核に据えるポジションへ

特に診断士は「経営支援のプロ」として独立後の集客にも強みを発揮します。副業としてM&A支援を始め、徐々に独立に移行するケースも見られます。

M&A転職で評価されるスキル・資格・経験

財務分析・企業価値評価（バリュエーション）

M&A実務において最も重視されるスキルの一つが「企業価値の見立て」です。財務三表の読み解き、DCF法やマルチプル法などのバリュエーション手法を正確に使いこなせることが求められます。

財務諸表の正確な読み解き（PL・BS・CF）
EBITDA・営業利益などの利益指標に基づく評価
ディスカウントキャッシュフロー（DCF）法の理解

中小企業診断士試験でも出題されるテーマですが、実務ではより深い分析と説得力ある資料作成が求められます。学習段階で基礎を押さえ、Excelモデルの操作や実務ケースに慣れておくと転職後の即戦力度が高まります。

デューデリジェンスとPMIの実務知識

M&Aは成約で終わりではなく、その後の「統合フェーズ」が重要です。法務・財務・ビジネス・人事など多面的なデューデリジェンス（DD）の理解と、PMI（Post Merger Integration）の実務感覚があると、評価は一段と高くなります。

診断士として経営全体の課題を捉える視点があれば、PMIのフェーズで組織再編・人材配置・業務プロセス整備などで活躍できます。特に事業再生や業務改善コンサル経験は即戦力と見なされやすいです。

コミュニケーション・交渉力とプロジェクト管理

M&Aは複数の利害関係者が関与するため、円滑なコミュニケーション能力とプロジェクト管理能力が必須です。中小企業診断士としてのヒアリング力・調整力・信頼構築力がそのまま活きる場面が多くあります。

経営者や財務担当者との対話力
売手・買手双方の要望をすり合わせる交渉力
複数のステークホルダーを動かす進行管理力

とくに中小企業M&Aでは「人間関係のマネジメント」が成否を分ける要素になるため、対話に強い診断士は非常に重宝されます。

補完資格（CFA・公認会計士など）の取得メリット

中小企業診断士に加えて、さらなる専門性を証明するために補完資格の取得を目指す方も増えています。特に以下のような資格は、FASやPEファンド志望者には有利に働きます。

CFA（米国証券アナリスト）：グローバル基準の金融分析力を証明
公認会計士（CPA）：財務デューデリや会計処理のプロフェッショナル
税理士：組織再編税制やストラクチャー構築に強み

ただし、診断士資格のみでも十分戦えるフィールドは多く、必要なのは「どのポジションを目指すか」による戦略的な選択です。

中小企業診断士がM&A転職を成功させるステップ

レジュメでアピールすべき専門知識と実績

診断士資格を活かしてM&A業界に転職するには、レジュメに「資格の活かし方」と「業務に直結する経験」を明確に記載することが重要です。

経営改善や事業計画策定の支援実績
財務分析、企業評価に関するプロジェクト経験
M&A関連業務（副業・研修・社内プロジェクトなど）の取り組み

加えて、「どのようにM&A業務で診断士スキルを活かしたいか」を一言で伝えることで、志望動機の説得力が増します。

面接で問われる診断士ならではの強み

面接では資格そのものよりも、その裏にある思考力や実行力が問われます。診断士としての実務経験をもとに、課題解決にどう取り組んできたかを語れることが重要です。

たとえば、地方企業の収益改善を支援した経験や、事業部間の利害調整を図りながらプロジェクトを成功させた実績などは、評価されやすいポイントです。
また、PMIや組織マネジメントの実務感覚を持っていることも、大きなアドバンテージとなります。

実務未経験者が経験を補完する方法（副業・研修）

M&A未経験の中小企業診断士であっても、現場感を養う工夫次第で十分に転職成功は可能です。

副業としてM&Aマッチングサイトを活用し、スモール案件に携わる
FAS系の研修や短期集中講座を受講して実務スキルを補強する
中小企業庁の支援機関制度を利用して事例調査・分析を行う

重要なのは「机上の知識」だけで終わらせず、実務にどうつなげるかを意識して行動することです。小さな一歩でも、積み上げれば確かなアピールポイントになります。

中小企業診断士×M&A転職の成功事例

地方銀行からM&A仲介会社へ転職した事例

地方銀行で法人営業を経験していた診断士が、地域密着型のM&A仲介会社に転職した事例です。金融知識とローカルネットワークを活かし、事業承継案件に強いプレイヤーとして活躍しています。

診断士資格があったことで「経営に対する理解がある」と評価され、面接時に実際の経営支援経験を語ることでスムーズに内定を獲得しました。現在は年間4〜5件のM&A成約を実現し、地元経済にも大きく貢献しています。

事業会社経営企画からFASへキャリアアップした事例

中堅メーカーの経営企画部門でM&Aプロジェクトに関与していた診断士が、より専門性を高めたいという理由でFASファームへ転職。
企業価値評価やPMI支援を中心に、多様な業種・規模の案件を担当しています。

Excelベースの財務モデリング力を強化して実務対応力を向上
診断士の幅広い経営知識が業界横断的な案件対応に活かされる

診断士は戦略〜実行までの橋渡し役として評価されやすく、コンサルタント職でも存在感を発揮しています。

独立診断士がPEファンドへ参画した事例

個人で経営コンサルタントとして活動していた診断士が、PEファンドのインベストメントチームへ参画したケースです。
中小企業の課題抽出やバリューアップ支援のスキルが高く評価され、「経営者目線で語れるアドバイザー」として選ばれました。

ファンド業界では会計士や投資銀行出身者が多い中、実務支援経験のある診断士がPMI担当として加わることで、現場との接続性を強化しています。
コンサル×投資の融合キャリアを築いた成功例として注目される事例です。

よくある質問（FAQ）

未経験でもM&A業界に転職できますか？

はい、可能です。近年は人材不足や市場拡大により、未経験者を歓迎する企業が増えています。

特に中小企業診断士は、財務や経営に関する基礎知識を持っているとみなされ、ポテンシャル枠として選考が通りやすくなっています。副業や研修を通じた実務補完があれば、さらに内定獲得率は高まるでしょう。

診断士資格と公認会計士資格どちらが有利？

志望するポジションによって異なります。財務デューデリジェンスや会計監査が中心のFAS業務では、公認会計士が有利です。一方で、経営者との対話やPMI支援など、経営支援系の業務においては診断士が強みを発揮します。

診断士の方が「実務での柔軟性」や「多様な案件対応力」を評価されやすい場面も多く、両者には明確な得意領域の違いがあります。

業界に馴染めなかった場合の転職リスクは？

M&A業界は高い成果が求められる分、厳しい評価環境でもあります。馴染めないと感じるケースもゼロではありません。

成果主義によるプレッシャーに適応できない
長時間労働でワークライフバランスが崩れる
営業ノルマへのストレス

ただし、M&Aで培ったスキルは再現性が高く、再び事業会社やコンサルティング業界に転職することも十分可能です。
一時的な挑戦としても価値のあるフィールドといえます。

まとめ：診断士としての強みをM&A転職に活かそう

中小企業診断士は、M&A業界において高く評価されるスキルセットと視点を持っています。

なぜなら、事業承継や経営支援といった診断士の専門領域が、M&Aの現場でそのまま求められているからです。

事業承継ニーズの拡大によりM&A市場は右肩上がり
診断士の経営支援力がPMIや統合支援に直結する
未経験者向けの求人が増えており、転職難易度が下がっている
年収アップ・キャリアパスの選択肢が豊富
副業や研修を通じた経験補完も可能

したがって、診断士資格を持つあなたが一歩踏み出すことで、M&Aという成長フィールドで確かな成果をあげることができるでしょう。

まずはレジュメ作成やエージェント登録から始め、自分の可能性を広げる一歩を踏み出してみてください。

#M&A #中小企業診断士

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